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2023年 9月 15日 好きな科目だけでもやろう!(東京工業大学 工学院2年 江川俊)
皆さんこんにちは、江川です。
部活で新しい曲の練習が始まりました。
とんでもなく難しいです。
2か月みっちりやればどんな曲でも大体大丈夫、という先生の言葉を信じて、
たくさん練習したいです。
さて今回のブログのテーマは「行き詰まったとき」です。
大変な受験勉強、誰しも行き詰まるときがあると思います。
学習的な行き詰まりはさっさと先生、担任助手、チューター、友達に相談しましょう。
悩む時間がもったいないです。
ここでは精神的な行き詰まりを想定して、私なりの対処法を紹介します。
私の受験生時代の行き詰まったとき対処法は
「無心で手を動かすこと」
です。
悩みや行き詰まりは思考の為せる技、すなわち思考を切ってしまえばモーマンタイ。
とりあえず手を動かしましょう。思考の隙が無いほどに脳の処理系統に過去問か何かを押し付けましょう。
そうすれば、少なくともその時点での行き詰まりは解消されます。
これで解決しない長期的行き詰まりは、誰かに相談するのが早いでしょう。
さあ、では何を脳に押し付けるか?始めやすいのが良いですよね。
好きな科目で結構です。私なら物理か数学、もしくは化学の構造決定なんかが楽しかったので、
それらの問題に「逃避」しました。
いや、「逃避」というと聞こえが悪いので、「戦略的撤退」と呼んでください。
東進の受験生の皆さんはこれから「単ジャン」や「第一志望対策演習」を始めると思います。
これはAIが選んでくれた自分専用採点付き問題集です。
これがこの「戦略的撤退」にはぴったりなんですね。
過去問に飽きたとき、何もやる気が起きない時、
私は第一志望校演習の物理などを解くのが好きでした。
東工大対策のための類題として、東大京大などほかの大学の面白い問題を解くことが出来て、
気分転換になり楽しかったです。
解けなくても、どうせ東大京大その他の他大受けないもん、の精神で
無責任に、純粋に問題を楽しむことができたことも大きかったです。
(京大の問題で、誘導付きで相対性理論に片足を突っ込ませる問題があったのを覚えています。あれはすごかった!)
やりすぎは禁物ですが、「戦略的撤退」、どうぞお試しあれ。
受験の悩みは往々にして合格発表の日まで解消されない類のどうしようもないものが多く、
これらを和らげ得るものは、勉強すること、手を動かすことしかありません。
でも過去問飽きちゃったな面倒くさいなってときは、好きな科目だけでもやりましょう!
そうすればそのうち、本来やらなければならなかったことにも手が付けられるようになります。
それではまた次回!
(さも単ジャンや第一志望校対策演習がサブであるかのように書いてしましましたが
これらにどれだけ注力するべきなのかは人それぞれです。
過去問と1:1でやるべき人もいれば、
単ジャンをガッツリやるべき人もいます。
担任の先生と相談しましょう!)