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2021年 3月 19日 物理の勉強について(慶應義塾大学理工学部一年 井戸宗達)
皆さんこんにちは!
花粉症に苦しんでいる井戸です。そろそろ新学年ですね。受験がより一層近づいてきますが、勉強のペースは上がってきていますか?
さて今回は「物理の勉強について」ということで、自分が受験期に一番好きだった科目である物理について話していきたいと思います。
まず、学校では高校一年のときに物理基礎を、高2から物理をやっていました。
学校の授業では公式を導出してそれを使った簡単な問題演習をするというサイクルでやっていました。
投げやりになりがちな公式の導出は、物理で一番大事な土台を創り上げるものです。数学でも同じことを言えますが、公式の丸暗記は受験で通用しません。
学校の定期テストレベルならなんとかなるかもしれませんが、、、
東進では高2の年明けから春休みの間、1~3月の間にやまぐち健一先生の「スタンダード物理」を受講していました。ユーモアあふれるやまぐち先生の論理的かつ感覚的な授業は非常に分かりやすく、楽しかったです。
物理を勉強していると、日常の現象を論理的に理解できるようになりますが、逆に日常の感覚とは異なる事実を学ぶこともあります。そこが挫折しがちなポイントですが、そこを自分の感覚に落としこめるようにしてくたのがやまぐち先生でした。
話しが逸れてしまいましたが、次は勉強ペースについて話していきたいと思います。
先ほども触れましたが、自分は高2の1~3月に物理の受講をしていました。この時期に物理のインプットを終わらせると、高3の学校の授業がいい復習になります。
また、自分は受講と並行して物理の問題集の名問の森をやっていました。この問題集は下のレベルの問題集が二つあるのですが、学校の先生に聞いたら、「おまえは名問で大丈夫」と言われたので、名問をやっていました。
名問はいろいろな大学の二次試験レベルのいい問題が選りすぐられてます。いきなりこの問題集を始めなくても、最終的にこのレベルを目指してみてください。
物理の問題は、作問者が作った複雑な状況を公式を使える状況まで紐解く問題です。この紐解く過程で、基礎理解の深さや応用力が重要になっていきます。
基礎をおろそかにせず、一歩ずつ勉強していってください。