ブログ
2022年 11月 9日 そこにはないもの (早稲田大学スポーツ科学部1年 渡邉幸)
こんにちは、渡邉です。
11月になってひとつ、いいことを思い出しました。
それは、ジョイフルメドレーティーラテを今年も飲めること。
去年、受験生の時はたくさん飲んだ記憶があります。
名前はジョイフルメドレーと楽しそうですが、飲んでいる自分は当時全く楽しいとはいえない状況でした。
(今年は楽しい気持ちだけを持って飲みます。)
いつも、あれやこれやと悩みが多かったように思います。
さて今日のテーマは、そんな受験生のこの時期の悩みの一つ、
「併願校」についてです。
併願校といっても、
過去問対策の仕方、受験日程の決め方など
テーマはたくさんあります。
今回は、併願校の「選び方」に注目して書きたいと思います。
受験生の多くは、第一志望校の挑戦圏から実力圏、安全圏と段階的に選ぶでしょうか。
ひとつの大学に絞って、その大学をとにかく多く受ける人もいます。
一方で、学部を絞ってたくさんの大学を受ける人もいます。
この選び方が正解で、あの選び方は不正解だということは決してありません。
どの選び方も正解です。
ただし、自分で責任を持って選択をすれば。
今の時期は、とにかく勉強、勉強となってしまい、親や塾から「併願校こんな風に受ければ?」というのを、特に考えなしに受け入れてしまいがちです。
その結果、大学に受かったものの、何を学んでいるのか自分自身で分からなくなってしまう人がいます。現に、僕の高校の同級生でも。
大事なのは、どこで、何を、学びたいかを自分自身で考えて、考えて選択することです。
学びたいことがまだ一つに決まっていないなら色んな学部を受けることも良いと思います。
実際に僕は、学びたいことを一つに限定できなかったので様々な学部を受けました。
大学は今までの学校生活とは違います。
今までは、学校側から与えられた「そこにあるもの」を学べばよかったでしょう。
しかし大学は、今の君たちがいる「そこにはないもの」を、君が選択して、君が勉強する場所です。
併願校を選ぶ時間をもったいないと思わないで大切にして下さい。
それでは、またいつか。